11月6日 毎日新聞のコラム「想い事。」で
Coccoさんがこの映画のことを書いてくれて以後、
少しずつ、映画「ひめゆり」を観る会へ
登録してくれる人が増えて来ている。
特に、20代の若い人たちから、
自分自身の思いを込めた文章も一緒に寄せられてくることもある。
みんな、すごいいい感性しているなあと、思わずうなってしまう。
そして、つい嬉しくなって、
他の仕事を中断し、自分で返事を書いてしまったりする。
(たいしたこと書けてはいないのですが・・・)
大阪の TI さんが、こんなメッセージを寄せてくれた。
「忘れてはいけない忘れたいこと、を、語り継ぐ勇気に感動です。
でも、8月に(ひめゆり資料館を)訪れたとき、
私の元へ歩み寄ろうとしてきてくれたおばぁから、
避けるように逃げてしまいました。
今にも泣きそうになっていた私は、
泣いてしまうのが恥ずかしかった、という理由からです。
今ものすごく後悔しています。
ごめんなさい。」
この気持ち、とってもよく分かる。
僕も、20代の頃、重すぎて、受け止められないのではないかと、
戦争というテーマから逃げていた。
沖縄に暮らしていたけど、
ひめゆり資料館を積極的に訪れることもなかった。
僕は29歳のとき、縁あってこの「ひめゆり」の記録を始めた。
それができたのは、
その数年前に、人生の上での大きな大きな挫折をしてしまい、
勤めていたNHKも辞めてしまい、
自分にできることを精一杯やるしかない、と思い定めていたから。
書くのも苦手、話すのも苦手な自分には、
聞くことしかできない、
伝えたいけど受け止める人のいない人の声を
しっかり聞き、記録する、
それが自分の役割だと思い定めていたからでした。
あの大失敗がなかったら、
今ごろ僕は何をしていたのだろう・・・。
少なくとも、この映画も生まれていなかった。
25歳のTさんが書いて来てくれた、
「私達は、生の証言を聞ける最後の世代だと感じています。」
確かにそうだね!!
今なら、この映画を観た上で、(いや観なくても)
生身のおばちゃんたちの姿に接することができる。
おばちゃんたちの話を聞いたり、
自分の思いをぶつけることもできる。
そういう形で
おばちゃんたちの命を
若いみんなが受け継いでくれたら、
どんなに素敵だろう。
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○ 「ひめゆり」長編ドキュメンタリー映画 公式ホームページ