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もう一人のアンネ・フランク(7) 

青森出身のかなえさんからのメッセージ、今日が最後の部分です。

(第7回:最終回)

    映画“ひめゆり”、
    ひめゆりの事を知らなかった人達にも、
    1人でも多く届いたらいいなと願っています。

    この手紙を書いていて、
    こんなにもあなたは知らなかったの?と
    誰かに問われてしまいそうなほどの
    自分の無知を感じています。
    長くなった言葉の全部が皆さんの時間をさいて
    本当に読んでもらうべき言葉だったのか。
    ありきたりで余計なことも
    いくつかあったかもしれません。

    でも1つの例にでもなればと、
    自分の中に起きた事を(無知の事実さえ)
    伝えたかったです。

    ―― 元ひめゆり学徒の皆さん ――
    戦争を語るという痛みの作業・・・
    そのお話を頂く時、申し訳ない想いでいっぱいです。
    「何も辛い事、想い出さなくてもいいです。
    皆わかるんです、もう大丈夫、無理しないでね」
    そんな風に言えたら、
    そして安心してもらえる何かが見せられたら、
    どんなにかいいのに・・・。
    そして無知や未熟さが何度も
    皆さんを傷つけた事もあったと思います。
    今でもそう・・・そこにいる1人は私なのです。
    ごめんなさい。
    自分達の想像力、手繰り寄せる力、
    そういうものがもっと強かったらなぁ・・・。
    今はただ心して受けとっていきます。
    少しずつ強くなります。
    「大丈夫」という、その言葉に近づけるように、
    私にできることをちゃんとしていきます。

    ―― 柴田監督 ――
    夏にひめゆりを訪れた後、
    私は自分の想いを誰に伝えたらいいのか、
    わかりませんでした。
    ものを作る人だから、自分の力に変えて、
    絵や、作品、そういうものに表現できる事も何よりですが、
    でもやっぱり直接、元学徒の皆さんにも伝えたかったです。
    監督のブログをみて
    Coccoさんの想いが“おばぁたち”に届いたのは嬉しかったし、
    Coccoの風としてメールを送る若い人達の想いを
    柴田さんが繋いでくれていることも嬉しかったです。
    それぞれに感じながら・・・
    でも、ちゃんと伝え合うと力になります。
    風の吹く場所・・・
    監督のブログを見て、
    私もこうして手紙を書いて、
    それが私自身の力になりました。


    元ひめゆり学徒の皆さん、柴田監督、
    ひめゆり平和祈念資料館の皆さん、
    手紙を書いていて、途中、
    何度も何度も言いたかったです。
    でもいっぱいすぎて、変な文になっちゃうから、
    最後にしましたよ。
    ―― いっぱい いっぱい いっぱい
          ありがとうございます ―――

    お体 大切になさって下さい。
    たくさんの喜びと笑顔に、皆さんが包まれますように。

    ひめゆり平和祈念資料館
    ひめゆりの塔
    映画ひめゆり

    ここに込められた願いと祈りが、
    たくさんの人の平和の力となりますように。


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2006年12月20日 22:00に投稿されたエントリーのページです。

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