ようやくパンフレット作りの山を越した。
パンフレットを作るなかで、この映画製作に携わったスタッフたちからも
この映画に賭けた思いを書いてもらった。
それぞれの立場で、いろんなことを考えながら仕事をしていたんだと
あらためて気づいた。
きょうから、それらを紹介して行きいたい。
年齢の若い順番にしようと思う。
ますは、カメラマンの川口慎一郎君(27)。
映画の冒頭のカットを撮ってくれたほか、
編集も手伝ってくれた。
これまで撮りためてきた100時間以上におよぶ映像の全てに
丹念に目を通している数少ない一人だ。
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■川口慎一郎 (撮影)
「ひめゆり」――学校では習わなかったし、自ら知ろうともしませんでした。映画制作に参加するようになったとき、僕はまずはそれまで撮られていた証言をすべて観る事から始めました。おばちゃんたちの毅然と話す姿から、生きぬいていくという強さを僕は感じました、命についての事を考えてみるようになりました。おばちゃんたちの話は僕に、自分を考える、そして周りの世界に目を向けるというきっかけを与えてくれました。
1979年生まれ
北京電影学院撮影科で学んだ後、フリーで撮影の仕事に携わるようになる。現在プロダクション・エイシアのスタッフ。