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那覇市のKFさんから

きょうは、那覇市在住のKFさんからのメッセージ。
KFさんのお父さんは、沖縄から戦後初めて
高校野球のチームを甲子園へと率いていった
有名な監督さんです。


    こんにちは。那覇在、KFといいます。
    絵をかいたり、絵を使ってアートセラピーなどしています。


    先日桜坂で「ひめゆり」を観ました。


    私の母は昭和6年生まれで、ひめゆり学徒隊のすぐ後輩にあたり、
    毎年6月には、資料館のほうへ足を運んでいます。
    父は県立一中出身で、同期の友人をたくさん亡くしています。
    両親とも戦争体験をしていて、
    いまでもその精神的後遺症をひきずっており、
    それは次世代にも影響するほど、強いものです。


    幼い頃、私は父が怖くて、いつもおびえていました。
    母はバタバタと、毎日仕事に忙しく、
    私は両親におきざりにされたような空虚感、寂しさを抱え、
    両親は私を見ていない、どこをみているのだろう・・?と
    愛されているという自信までなくなりそうでした。
    両親とも社会的に活躍していて、はた目にはごく普通の家庭で、
    しあわせで何の問題があるようには見えなかったのですが。


    大人になってから、あのとき父は戦争の怒りを野球にぶつけ、
    また、兄弟を4人も失った母は忙しくすることで深い悲しみを忘れようとし、
    必死で心を埋めようとしていたんだと・・
    それが理解できたとき、私は両親をゆるし、自分をゆるせるようになりました。


    この時期になると、酒を飲み泣きながら戦争の話を繰り返す父を見て、
    私にできることは、何だろう?と考えていたとき、
    「ひめゆり」を見て、自分の中ではっきりわかったことがあります。
    私も父の思いを形にしよう!と、決心しました。
    そして、次の時代へのメッセージを投げかけることが
    私たち次世代の役目ではないかと思ったのです。


    この映画のおかげで、たくさんの人のココロがが解放されることでしょう。
    うちな~んちゅとして、感謝のキモチでいっぱいです。


「ココロが解放される」
その「心」って誰の心だろう。
それは、戦争を経験した世代にとっての心のことでもあり
次世代にとっての心のことでもあると
KFさんが言ってくれているのだうか。


映画は作り手のものではなく、
観客のものである。
観る人がこの映画を生かして行ってくれるものである。
KFさんの感性に、この映画が今後どこへ向かっていくのか、
どのように生かされていくのか、
大事なヒントをもらったような気がした。


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2007年4月14日 02:00に投稿されたエントリーのページです。

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