完成した看板に、みんながそれぞれ
小さな文字で、想いを書き込んでいった。
慶應義塾大学在学中の小説家、桑原美波さん。
「未来の自分たちに大きく手を振る」
彼女が高校生のとき初めて書いた小説――ひめゆりを題材にした――
の中の一節だという。
美波さんより届いたメールから。
私にとって、同年代の女の子たちと
ひめゆりを語り合えたのは、
本当に大きな収穫でした。
炎天下でお喋りして笑いながらペンキを塗っていて、
「ひめゆりの人たちもこんな感じで壕掘りしてたのかなぁ」と
みんなで思いを馳せて言い合ったりしていました。
たった2日だったのに皆すごく仲良くなれて、とっても楽しかったです!
みんなアクティブでクリエイティブで、すごく刺激を受けました。
本当に、いつかみんなとひめゆりでコラボした作品が創れたらいいなあ。
私も負けていられない。
こちらこそ、本当にありがとう。
みんなが笑い転げながら楽しそうに作っているのを観て
僕自身も、腹の底から笑え、嬉しくなりました。
美波さんたち、みんながカラオケも上手いのにビックリでした。
(つづく)