NHK「視点論点」に出演した。
ひめゆりの生存者の皆さんがいま語ることの意味について、
話をさせていただいた。
あわせて、戦争の歴史を美化しようとする動きに歯止めをかける意味で
忘れたい記憶を丹念に掘り起こし、耳を傾ける重要性について
問題提起をさせていただいた。
沖縄戦の住民の集団自決に軍の関与があったとする教科書の表現を
修正させるという文科省の検定意見は
僕たちの目をふさごうとするもの。
僕自身は、日本の一国民として、たいへんな事態だと危機感を持っている。
僕たちの子供たちに、事実と真実をきちんと繋いで行きたい。
知った上で、もっと強くありたい。
このブログに寄せられた、ある若い人のメッセージの言葉に、とても共感している。
「真実を受けとったら、受けとった人にとって、
今よりもっとリアルな“平和”が浮き上がって
見えてくるのではないかと想います。」
明日は、沖縄・慰霊の日。
62年前、沖縄戦の組織的な戦闘が終わった日で、
死者の霊を慰め、平和を祈る日として沖縄県によって制定された。
沖縄戦で亡くなった人たちにとっての最大級の侮辱の風が吹く中、
「ひめゆり」を、たとえ単館であっても上映できることは、
せめてもの死者への手向けだと思う。
少し感情的な書き方に見えてしまうかもしれないけど、
いまが大変な事態になっていることだけは、伝えたいと思ったから。
亡くなって行った皆さんのご冥福を、心よりお祈りいたします。
●視点論点の再放送は
6月23日(NHK総合テレビ) 朝4時20分~4時30分