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長野の上映会へ

長野の上映会に行ってきた。
直前までNHKの仕事が忙しくて行けるかどうか危ぶまれたが
何とか調整でき、新幹線に飛び乗った。


女性たち4人が実行委員となっての手作りの上映会。
「当日券がたくさん売れるという、長野では信じられない状況」となり、
多くの人が観てくださった。


上映の合間に、「茶話会(さわかい)」といって、
映画をご覧になった方々との懇親会があった。
長野の人たちはみな、自分の考えをきちんとまとめて話すのが
上手だなあと思わされた。
長野市には、「松代大本営壕(まつしろ・だいほんえいごう)」といって
巨大な地下壕の跡が残る。
第二次世界大戦の末期、本土決戦になったときに、国の中枢機関を移そうと
朝鮮人労働者などが動員され掘られた人工の地下壕。
ちょうど沖縄戦が行われていたころ、
7000人以上ともいわれる朝鮮の人たちが
昼夜二交代の労働に駆り出されていた。
宮城(皇居)、政府の諸官庁の主要部、NHKなど、
天皇制国家を支える中枢機関がまとめてここに移転する計画だった。
もし沖縄戦と同じことが日本本土で行われていたら、
国の中枢のある長野はどうなったろうか・・・・
そんな問題意識を持って観に来られた観客もいらした。


    「ひめゆりは、押しつけがなく、
    自分で考えられる映画でした。
    ドキュメンタリー映画って、良いですね。
    これから、長野でこうしたドキュメンタリー映画を観られる機会を
    作っていけたらいいなぁと思いました。
    誰かにこうしてくださいと頼るのではなく、
    自分でできることをやるということが大切だと最近思っているんです」


実行委員の方がそうおっしゃっていたことが心に残った。
ものごとにじっと目や耳をこらす、そして自分できちんと考えていく、
そんな一歩としてドキュメンタリー映画が広まって行けばいいなぁ。
テレビのドキュメンタリーとはまた違う、映画としてのドキュメンタリーの存在感が
もっともっと強まればいいなぁと、思いながら家路についた。


上映実行のために奔走してくださった皆さん、
準備に忙しく、ご自身が大画面でご覧になることはできませんでしたね。
ほんとうにおつかれさま、ありがとうございました。

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2007年07月30日 23:59に投稿されたエントリーのページです。

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