娘たちとともに、
東京大空襲をあつかったTBSのドラマを観た。
ドラマの内容が史実をどれぐらい反映しているかどうかは、僕にはいま判断できないが、
8歳になる次女に大きなインパクトを与えたことは確かだ。
幼い子供たちが空襲で亡くなっていく、それを助けようとする一人の警官。
この警官には疎開させている子がいる。父親である。
にもかかわらず、、見ず知らずの子供を助けようとして自らの命を投げ打った行為に
次女は大きな驚きと感銘を受けていた。
「石にしがみついても生きろと他人には言っていたのに
何で知らない子供を助けるの?
自分に子供がいるのに、
死んじゃったら意味ないじゃない・・・」
と泣きながら観ていた。
見ず知らずの子供であろうと身を投げ打って助ける行為の背後には、
きっと、いつか自らの子供に何かがあったとき、他者が同じように助けてくれるという
確信があったのだろう。
人と人とのつながりについて、深い信頼があった。
だから自分の子供のことだけを考えるという、狭い愛情に拘泥しなかった。
次女に、今もイラクやパレスチナなどで戦争が起こっていることを言ったら、
びっくりしていた。
次女は、泣きながら床についた。
そして言った。
「戦争なんて言葉がなければいいのに。
大きくなったらたくさん子供を産む。
そして子供たちに、戦争がなくなるための仕事をしてもらう」
と。