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全国映連賞・麻生久美子さん

全国映連賞の2007年度の監督賞に選ばれ、きょう授賞式があった。
岩波シネサロンで、あたたかく賑やかなパーティーが催された。
『それでもボクはやってない』の周防正行監督(同じく監督賞)、
『夕凪の街 桜の国』の麻生久美子さん(女優賞)、
『パッチギ Love&Peace』の中村ゆりさん(女優賞)らが集った。
主催の映画鑑賞団体全国連絡会議は、各地の自主上映を中心に活動する映画ファンの集まりで、
現在39団体が加盟している。
その加盟団体のベストテンを集約して「全国映連賞」を決めたという。


麻生久美子さんの隣に座る機会があった。
『夕凪の街 桜の国』の麻生さんの演技に心底感動していたので
その思いを伝えることができた。
いつ原爆症が発病するかもしれない恐怖を抱えながら生きる女性を演じた麻生さん。
その清楚で美しい存在感は、『夕凪の街・・・』の映画の中核だった。


麻生さんは、子供の頃、お祖母さんから戦争体験を聞かされ、
それがあまりに恐ろしかったため、以後、戦争などのテーマから避けてきた、
『夕凪の街・・・』の話があったとき、広島の人の思いを裏切らないように、
しっかりと広島の人たちの体験に向き合おうとしたという。
広島・呉の映連の人が、「麻生さんが映画で話していた広島弁は、
今の広島では聞けなくなった、美しい本当の広島弁だった」とも言っていた。
麻生さんが、『ひめゆり』はまだ観ていないがぜひ観たいと言ってくれた。
とっても嬉しい。機会を作りたい。


パーティのあと、二次会、三次会と参加。
明日からは、また沖縄。
1月に引き続き、ひめゆりの、これまで証言を撮れていない方々の撮影だ。

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2008年4月19日 23:48に投稿されたエントリーのページです。

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