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長岡へ  6~8月全国特別上映会の第一弾として

6~8月『ひめゆり』全国特別上映会のトップバッターとして
昨日(6月1日)、新潟県長岡市で上映会があり、僕も訪れた。

長岡の皆さんとは昨年、長岡アジア映画祭で招かれて以来、交流を深めてきた。
今年の年賀状で、僕たちが「6月23日(沖縄・慰霊の日)にひめゆりを全国で上映したい」と送ったら、
すぐに「長岡でもう一度上映を」と応えてくれたのだった。
2度目の長岡、懐かしい面々に接すると、第三の故郷に帰ったような感じだ。


初めての試みとして、音声アシストのボランティアの方々の協力で、
視覚障害をもった方々にも映画を「聴いて」いただくことができた。
数ヶ月にわたって、スクリーンを言語化し、朗読の練習を積み重ねてきてくれた
「長岡音声アシストの会」の皆さん、ありがとうございました。


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レバノンから長岡造形大学の留学している女学生が
『ひめゆり』を観にいらしたが、途中で、故郷の戦争を思い出し、
いたたまれなくなったと席を立たれた。
後できくと、彼女は幼児の戦争体験のフラッシュバックがあり、
花火を見ただけでパニックになるのだという。
「花火がダメだ」という点、ひめゆり学徒生存者の与那覇百子さんと共通している。


アジア・アフリカなど各地で、今も戦争はつづいている。
イラク・アフガニスタンの戦争、米軍側が撮っている映像の向こう側で人々に何がおきているのか、
『ひめゆり』は、ニュースでは伝わらない見えざる世界をも照らし出していると思う。


映画の席を立たざるを得なかったレバノンの留学生の心の傷を思うとき、
『ひめゆり』が、世界の中で果たしうる役割の一端が見えたような気がした。
レバノンの若い女性たちが自らの体験を語れるようになるには、
これからまだ数十年の歳月が必要だろう。
彼女らが語れない戦時の女性たちの真実を、
『ひめゆり』は代弁できるのではないか。
そんな新しい目標をもらいながら、長岡発の新幹線に乗った。
長岡市民映画館を作る会の皆さん、ありがとうございました。

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2008年06月02日 17:46に投稿されたエントリーのページです。

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