こんな映画を作りたかった、
それをやってくれたドキュメンタリー映画
『アメリカばんざい crazy as usual 』
がポレポレ東中野で上映中。
7月23日に完成したばかりのこの映画の
藤本監督トークの対談相手として、昨日ポレポレに行ってきた。
アメリカの若い兵隊たちの姿を追ったドキュメンタリー。
兵隊ってどうやって作られるの?
戦場を経験した兵隊たちは、心の傷を抱えながら
退役後はどうやって生きているの?
沖縄の基地の、あのフェンスの向こう側にいる人たちの
世界ってどうなっているの?
北海道で暮らす映画監督・藤本幸久さんとフリージャーナリスト影山あさ子さんが、
500人の人たちの寄付金によって作り上げた。
寄付を寄せてくれた6割が、北海道の人だという。
「貧しい人ほど、きちんと支えてくれる。
お金のある人は知らんふり」
という藤本監督。
沖縄戦では、沖縄県民に次いで、北海道の人たちが
犠牲になった。
沖縄戦の死者の20人に1人は北海道出身の兵隊。
死ぬと分かっていた戦場=沖縄に、国家は、
満州にいた北海道・東北出身の兵士たちを大量に送り込んだ。
貧しい人、辺境にいる人ほど、結局は国家に捨てられるのだ。
北海道の底力が生み出した、
アメリカ兵士たちの実像を追ったドキュメンタリーだ。
貧富の格差を作り、貧しい人たちを軍に送り込むシステム。
アメリカのこの現状が、近未来の日本の姿とならないように
僕たちは何ができるのだろうか。