朝、苫小牧を発ち、昼に室蘭に到着。
昔、小学生6年生で、札幌に引っ越して行ったとき、
函館から札幌まで列車で4時間の長旅の、
その中間に位置していたのが室蘭だった。
まだまだ長い道のりだなぁとため息をつきながら
車窓の外を眺めた町、室蘭。
下車して、町に入るのは、今回が初めてだ。
町の中心に、新日鉄と日本製鋼の製鉄所が広がる。
新日鉄の工場のすぐ前、室蘭市民会館が上映会の会場だった。
室蘭の人口は9万、苫小牧や帯広の半分。
果たして、お客さんが来るのだろうか・・・。
そんな心配をかかえながらも、
実行委員会の人に案内されて、町の各所を見てまわり、
上映終了間近に会場に戻ると、
480人の観客が来てくださっているという。
480人、それは室蘭の人口の200人に1人だ。
この観客数は、室蘭でのドキュメンタリー上映史上、
最大の数だと聞いた。
上映後、お客さんのほぼ全員が会場に残ってくれた。
500人近い観客のうち、沖縄のひめゆり資料館を訪れたこともあるという人も多かった。
別室で、質疑応答もあった。
やはり、北海道の他の地域と同じく、鋭い質問が。
たとえば、「なぜ、ひめゆりの皆さんは共通語がきちんと話せるのか」
「ひめゆり学徒の悲劇と、たとえば北の樺太でもあった女性たちの集団自決の悲劇との相違点は?」
「北海道の人は、北海道以外の日本のことを内地と呼ぶ、どこか差別されているという意識がある、
その点、沖縄と本土との関係はどうなのか」
など。
また、ここに書ききれないけど、
なるほどと思う感想も多く、
また実行委員の人たちの作ってくれた会場配布リーフレットも、とてもしっかりしていた。
室蘭と沖縄、こんなに遠く離れた地なのに、
室蘭の人たちは沖縄のことをこれほどしっかりとらえようとしてくれている。
それって、いったい、なんなんだろう?
北海道って、なんてところなんだろう。
そんなことを思った。
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苫小牧シネマトーラスでの上映は、9月5日までの予定、毎日10時から。
帯広のシネとかちでの上映も、9月5日まで(1日2回)。
詳しくは、『ひめゆり』上映情報ページを。
http://www.himeyuri.info/howto.html