駆け足で行ってきた、長野県上田での上映会。
信州沖縄塾の人たちが中心になって実行委員会を作り、
上田でんき館という映画館で、9/20~9/25まで、
1日2回(10:00/18:30)、『ひめゆり』の上映が行われている。
信州沖縄塾の事務局長の竹内茂人さんとは、
昨年の夏、長野市で行われた上映会で出会った。
そのとき、「ぜひ上田でも上映したい」とおっしゃってくださり、
1年あまりの準備を経て、上映にこぎつけた。
きょう知ったのだが、
竹内さんは、元国鉄の運転手だったという。
1962年にSLの機関助手から勤め始めて、最後は特急「あさま」や「しなの」号の運転をしていた。
僕も、幼児から小学生時代までは、「将来の夢は」と問われると
「電車の運転手」と答え、時刻表を暗記するぐらい鉄道少年だったので、
急に竹内さんが近い存在に感じられた。
上田でんき館は103席の映画館だが、
きょうは補助席も出す状況。120人ほどの方が、午前の部に観に来てくださった。
これまで3日間の上映も、観客数はまずまずだ。
しかも、「小中学生は無料」と特別設定していることもあり、
中学生たちの姿が目立っているという。
きょうも、たくさんの中学生たちが、友達どうしで誘い合ったり、
親に連れらて、来ていたのが嬉しい。
この上映にこぎつけるために、上田の実行委員の人たちは
わざわざ新潟県長岡市の上映会に『ひめゆり』を観に来てくだったり、
(他人に薦めるためには自分が観ておかないと、というため)
また、地元の小中高校などにも根強く告知をしてくれた。
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上田でんき館のHPでは、映画『ひめゆり』について
コンパクトだが的確に紹介してくれている。
でんき館のHPの文章を、参考までに掲載しておく。
少女たちはなぜ死ななければならなかったのか。
自らだけが生き残ってしまったという自責の思いを持つ
ひめゆり学徒の生存者たちが、
遺影の並ぶ暗い展示室で、若き友に今も語りかけている。
なぜ語り続けるのか。何が語らせているのか。
戦争体験から受ける印象は悲惨だ。だが、ひめゆりの生存者からは、
しっかり生きている強さを感じる。それは彼女たちの根っからの、
明るさ、優しさ、そして生命への信頼感があるからだ。
亡き友の命は今もつながっている。
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上映終了後、近くの喫茶店で、実行委員の方々との交流会。
作家で、信州沖縄塾の塾長、伊波敏男さんが
「久しぶりに美しいと感じる女性たちの顔に、スクリーンで出会えた」
と言ってくださったことが、とても光栄だった。
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また、21日に松本市(長野県)で『ひめゆり』市民上映を開いた
木島知草(きじま・ちぐさ)さんたちも、上映と交流会に駆けつけてくれた。
木島さんは、人形劇団「がらくた座」の座長。
全国各地を飛び回り、主に学校での上映活動を行っている。
木島さんの大切にしているテーマは、「性」。
タブーになりがちな「性」について、子供や学生だけでなく、大人たちにも問いかける。
「性交・出産・性感染症・HIV/AIDSなどの難しい問題を
明るく楽しく語りかける人形劇」として評判で、
僕は昨年末、沖縄市のくすぬち平和文化館で出会った。
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上田市と松本市。
おなじ長野県内だが、けっして近くはない。
それぞれに地域で想いをもって活動している人たちが『ひめゆり』を介して出会えたのも
僕にとっては嬉しいことだった。
いつか、全国各地で『ひめゆり』を上映してくれてた人たちが集いあい、
たがいに交流しあえる場を作りたいなぁと思っている。
少しずつ、具体的な計画を練り始めている。