2008年最後の(常設上映を除く)上映会が近くの公立高校で行われました。
映画『ひめゆり』を観る会事務局の富士より報告いたします。

上映後には大兼久由美プロデューサーと担当のH先生とのトークも行われました。
プロデューサーから生徒達にこんな質問が投げかけられました。
「戦争は遠いですか?」
「戦争は近いですか?」
「戦争はどこにありますか?」
4人の生徒は「戦争は遠い」と答え
1人だけ「戦争は近い」と答えました。
「どうして戦争は近いと思うか」との問いかけに
「いつ戦争になってもおかしくないから」と彼は答えました。
どうして「いつ戦争になっておかしくないから」と思うのかと質問したら
彼はどう答えていたのでしょうか。
この学校では、1年かけて総合学習の時間などを使って
沖縄の自然、暮らし、文化、歴史、基地の現状等を少しずつ学んでいきます。
その一環で映画『ひめゆり』の上映が行われました。
「沖縄修学旅行」(高文研)を2年生になる前の春休みに渡されます。
先生から生徒へ愛情たっぷりの盛りだくさんのプリントも渡されます。
答えるためには「沖縄修学旅行」をどうしても読まないといけない仕組みです。
プリントを配られた時の生徒達のH先生にやられたという悲鳴が聞こえてきそうです。
宿題は確かに大変ですが、ほとんどは文章回答です。
これをきちんと読んで評価してくれる先生がいるのは
やっぱり生徒への愛情だなあと思います。
沖縄の修学旅行は平和学習と自然体験、ショッピングというのが僕の印象だったんです。
暮らしや文化のこともきちんと教えているということが僕にとっては驚きでした。
暮らしや文化という土台があって、そこに沖縄の戦争
基地問題といったものが上に乗っかっているのが
より沖縄の在り方に近いのかなあとただただ、感心しました。
H先生に上映後の感想を尋ねると
「寝ている生徒達もいたけれど
前から見ていると生徒の顔がよく見えたんですけど真剣に観ていましたよ。」
先生の体全体から「やってよかったオーラ」が出ていて、
僕はああここで上映してもらってよかったと嬉しくなりました。
帰り際に思わず言ってしまった。
「先生、今度またお菓子もって遊びに来ます!よろしくお願いします!」
H先生には上映担当勉強中の僕には教えてほしいことが山ほどあります。