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戦いに勝つために、相手の悪いところを真似る

数年前、飛行機の中で読んだ新聞に
アメリカ人の政治学者が印象深いコラムを書いていた。
細かい記述は忘れてしまったが、こんなようなことだったと思う。
「人は(国家は)、他者と戦うと、
 相手の悪いところを真似てしまう。
 アメリカは、ファシズムとの戦いの中で自らもファシズム化し、
 ソ連との冷戦の中で自らの中にテクノクラートをはらんだ」


【人というものは、戦いに勝つために、相手の悪いところを真似る。】


ガザのこと、日本の政治のこと、
今の世相を見ていると、この言葉に説得力を感じてしまう。


でも、待てよ。
こんな言葉もあった。
「怒りをそのまま相手に返すなよ、
 それは神様が返してくれるから」
これは、ひめゆり生存者の本村つるさんの言葉だ。
争いない、そのことによって相手の悪いところを学ばない。
これこそ真理であるべきだろう。


人は何を学ぶことができるのか。
いま新たに製作に取り組んでいるドキュメンタリー『森聞き』は
このことと深く関わった作品になるだろう。

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2009年1月 9日 00:02に投稿されたエントリーのページです。

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