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モギマサ 永久に

一ヶ月ぶりに書く。
新作の製作で忙しいということもあったが、
胸につかえていて、書きたくても書けないことがあった。
シネマテークたかさきの茂木正男さんが昨年末に急逝したのだ。


茂木さんの舌ガンが再発したことは知っていたが、
その後も会うたびに、抗がん剤を飲みながら、ビールに付き合ってくれていた。
新しい作品のアイデアをアドバイスしてくれたり、
茂木さんが出会ってきた映画人の思い出話に花を咲かせたり、
茂木さんの若き日の沖縄への旅の苦いエピソードを語ってくれたり・・・。
僕たちを励ましつづけてくれる茂木さんに、
ずっと勇気づけられてきた。
高崎映画祭の代表でもあった茂木さんが、
生前22年間の作品選定作業の、最後に選んだのが『ひめゆり』となった。


2月11日、高崎で、茂木さんの「お別れ会」が開かれ、関越道を北へ向かった。
賑やかにお別れをしようという趣旨だったので、僕も大いに飲み、
前橋の古書店のネコちゃんの茂木さん回想話に腹をかかえて笑った。


茂木さんの跡をつぐ若き支配人、志尾睦子さんの
「残党がやっていると思われたくない、茂木から闘い方は教わった」
との決意表明に共感し、救われる思いで、家路に着いた。


茂木さん、あなたは、今もすぐ近くにいるような気がする。

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2009年2月11日 23:16に投稿されたエントリーのページです。

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