僕は、当然のことながら、映画、
とくにドキュメンタリー映画が大好きだ。
そして、すばらしい作品に出会うと、嬉しくて嬉しくてたまららない。
からだの中の細胞ひとつひとつが元気になる。
きのう、京橋にある日本映画美学校の地下の試写室で
2つの作品を拝見した。
素晴らしい作品だった。
1.「大きな家 ~タイマグラの森の子どもたち~ 」 (澄川嘉彦監督)
2.「風のかたち -小児がんと仲間たちの10年-」 (伊勢真一監督)
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1.「大きな家 ~タイマグラの森の子どもたち~ 」
の澄川嘉彦監督は、僕のNHK時代の同期の仲間。
NHK入局1年目で出会った岩手県北上山地のおばあちゃんに惹かれ
その後NHKを退職して、おばあちゃんの暮らすタイマグラに移住した。
こうして撮影した「タイマグラばあちゃん」は有名だ。
「大きな家」は、澄川君の監督2作目。
「大きな家、にすんでいると感じることがあります。
実際のわが家は山奥のちっぽけな丸太小屋であり、
お世辞にも大きいとはいえません。
"大きな家"というのは小屋のまわりにひろがっている
森のことなのです。(中略)
東京から一緒にやって来た幼い子どもたちは、
幼稚園もなくテレビも映らないというあまりの暮らしの変わりように、
最初まわりの山を見ながら大声をあげて泣きました。
しかし、いつのまにかチョウをとることに夢中になり
野山をかけまわって遊ぶようになっていきます。(中略)
『おとうさん、わたしたち"大きな家"にすんでいるんだね』」
(澄川監督のプレスリリースより)
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2.「風のかたち -小児がんと仲間たちの10年-」
伊勢真一監督は、「奈緒ちゃん」「ルーペ」「えんとこ」など、数々の名作を生み出してきた監督。
澄川君の作品のプロデューサーでもあり、
「花の夢」の東志津監督を見出しプロデュースするなど、
近年は若手作家の育成にも力を入れている。
「風のかたち」は、伊勢監督が10年という時をかけて記録した
小児がんと戦う子どもたちの姿を見つめた作品。
「10年前、1999年、映画『奈緒ちゃん』を完成させ
自主上映に取り組んでいた頃、
『この企画をぜひ伊勢さんに撮ってもらいたい・・・』
と訪ねて来た方が、資料をドサッと置いて行った。
それは、小児がんの子どもたちのことが書かれた新聞記事だった。
『伊勢さんだったら辛抱強く10年間くらいやってくれるかな、と思って・・・』
頼まれたことはなるべく断らない主義の私は、それから10年、
年に一度行われるサマーキャンプの記録を中心に、
小児がんの子どもたちと医療関係者の、
病気に向き合い乗り越えようとする日々を寄り添うように
カメラで追い続けた。」
(伊勢監督のプレスリリースより)
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どちらの作品も、子どもの成長を見つめた作品。
子どもの育つ力、
乗り越えなければならないもの、
子どもをとりまくモノたち (親、医者、学校、社会、自然) の努力の大切さ
さまざまなことを考えさせてくれる。
次は、自分の子どもを連れて、これらの作品を観に行こうと思う。
子どもに見せたい。
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【公開予定】
「風のかたち -小児がんと仲間たちの10年-」 は、8月にポレポレ東中野。
「大きな家 ~タイマグラの森の子どもたち~ 」 は、秋にポレポレ東中野で公開予定という。