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久しぶりの友


昨晩遅くから、大学以来の親友、岡田眞人君を訪ねた。
僕を、民俗学や文化人類学へと引き込んだ男で、
いまは東京の小平市で福祉作業所「おだまき」の所長をしながら
地域づくりに取り組んでいる。


彼と出会わなかったら、僕は今のような映像記録の仕事もしていなかったろうし、
フィンランドの本をつくることもなかっただろう。
御礼の気持ちをこめて、一冊プレゼントをした。


書店への流通が難しいんだ、という話をしたら、
奥さんの喜代美さんが、
  「私、子どもの頃から木が大好きだったんだ」
と言いながら、ページをめくり、じっくり読んでくれた。
  「写真がほんとうに素敵ね。
   いいじゃない、こんな魅力的な本、
   本屋さんだけで売るのはもったいない、
   カフェとか雑貨屋さんの方が、
   きっとこの本を大事にしてくれる人との出会いの場所になるわよ」


そう言われて、とても気持ちが軽くなった。
眞人君が知人からもらったという「越乃寒梅」を一緒に飲み干し、
真夜中の武蔵野の道を、家に向かって自転車をこいだ。

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2009年5月17日 20:48に投稿されたエントリーのページです。

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