今週、そして来週と、
『森聞き』の完成披露試写会を
製作でお世話になってきた方々に向けて
行っている。
中野にある沖縄料理屋のおねえちゃん、
くららさんから、感想の手紙をいただいた。
嬉しかった!
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くららさん(推定20代)から
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待ちに待った昌ちゃんの第2作『森聞き』は、
人対人、人対自然の空間を捉えているなぁって感じました・・・
考え方も場所も異なる、おじいちゃん おばあちゃんと
10代の少年・少女が
1対1で自然の中で会話してゆく。
2人で1つひとつの植物を手に取り、
ゆっくり小径を進んで行く姿。
微笑ましいでした。
思わずにっこりしてしまいました。
『ひめゆり』の時と同様、答えを強制せず、意図を伝えず、
映画に出てくる少年・少女達、観る側に委ねていて、
昌ちゃんらしい映画で、
深く心に残りました。
委ねられて、現在の私が思ったことは、
「自分の好きな事を見つけ、早く成さねば」
という意識で焦って彷徨っていたなぁ・・・でした。
ソバの種を絶やさぬようにすることを生きる道とするおばあちゃんの言葉
「好きだから とかじゃなく、植物が花を咲かせ 実を結び
種をつくり 子孫を繁げて行くように
自然の流れの中で生きているんだ」
(あくまで私の受け取り方ですが)
が 私の生きる道にヒントをくれました。
今までは 人と比べたりして
自分にしかないものを探して 苦しんできました。
でも宇宙には 食物連鎖のような法則があって
流れが存在するように思います。
決して偶然じゃない、役割を持って、
この身体と精神で生まれて来たことを
見つめて行こうと思います。
ありのままの自分で生きることは
安心感と自信につながっていくんだと
再認識させていただきました。
過去を振り返らず 前に向かって進むのが主流な時代ですが、
自己否定じゃない過去を見つめ直すことは 大切だと感じました。
木こりのおじいちゃんは自然の中で自分と向き合ったり、
焼畑のおばあちゃんは自然の神様にジュースを供えたり、
少年少女たちはボイスレコーダーで何度もやり取りを聴いて
紙に書いて行く作業は、過去を見つめ直すことと同じだなと思いました。
「新しい時代」が来ていると少女が言っていましたが、
時代は2次元から3次元に変化していると聞いた事があります。
良し/悪し、物質/精神 とを分けて考える時代が過ぎて、
やっと肌の温かさ、人と人との関わりを大切にする時代が来ているこの時季に、
『森聞き』を観て考えさせられる人が多いんじゃないかと思います。
あまりに早いペースで進んでいく現代に、
自分の森に耳を傾ける機会を作っていただき
感謝しております。
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2009年に東京・中野の市民の皆さんが『ひめゆり』の自主上映会を
開いてくださった。
くららさんは、その実行委員長だった。
中野上映会の実行委員の皆さんからは
『森聞き』製作段階での資金協力もいただいた。
ようやく完成しました。
ありがとうございました!