また めぐってきた卯の年を――僕は年男なのだが――
九州山地、宮崎県の椎葉村で迎えた。
3年前に、映画「森聞き」の取材で出会って以来、
この山村の魅力にとりつかれている。
伝統的な焼畑農業をつづける椎葉クニ子ばあちゃん一家、
自然の恵みを最大限に利用した村人たちの暮らしと食。
訪れるたびに「自分は何もわかっていなかったなぁ」と実感しながら、
取材を続けている。
大雪の中を移動、先ほどようやく東京に戻った。
今年は、これまで暖めてきた仕事のいくつかが、形になる。
1月末に、NHKハイビジョン特集「北海道・豆と開拓者たちの物語」が放送予定。
2月には、RajatonのCD+絵本が完成、発売の予定。
3月には、映画「森聞き」の劇場公開がいよいよ始まる。
これらの仕事が、混迷の時代の灯(ともしび)となって行くことを念じている。