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2011年9月 アーカイブ

2011年9月 9日

姫田忠義さん訪問

きのうは久しぶりに姫田忠義さんを訪ねた。
僕の師匠で、民族文化映像研究所(通称・民映研)の所長。
僕は大学3年生のとき、姫田さんの撮った映画「イヨマンテ」を観て
ドキュメンタリーをやりたいと心から思うようになった。
NHKに4年間つとめた後、民映研の扉をたたき
3年間、助監督として勉強をさせてもらった。


去年8月から、宮崎県椎葉村の焼畑農業の営みを撮影してきたが、
そもそも僕が焼畑に興味を持ったのも、姫田さんの影響だ。
この番組がほぼ完成に近づいた今、姫田さんにお礼の挨拶に伺ったのだ。
(9月25日、夜9時から放送のNHKスペシャル「クニ子おばばと不思議の森」)


姫田さんは神戸出身。
来週の火曜日、13日には、神戸で「森聞き」の上映会も開かれ、
僕も神戸に行く。


2011年9月11日

13日は神戸「森聞き」上映会へ


13日(来週火曜)は神戸へ。
「森聞き」の京阪神での初めての上映。
大阪ボランティア協会の機関誌Volo(ウォロ)の編集委員の
村岡正司さんが企画・実行をしてくれた上映会だ。


★ギャラリー島田にて、 9月13日(火) 18:30~

   東日本大震災被災地の芸術文化活動を支援する市民団体として
   「アーツエイド東北」への"志縁"をつなぐためのつどいです。
   参加費1500円の一部 (1人あたり1000円)が、アーツエイド東北へ寄付される。

※上映後は森本アリさん(「旧グッゲンハイム邸」管理人・音楽家)による対談も予定。


久しぶりの神戸訪問。
この機会に、我が師 姫田忠義さんの生まれ育った和田岬も
訪ねてみたいと思っている。

2011年9月14日

「森聞き」 in 神戸


昨晩、神戸で行われた「森聞き・市民のつどい、"アーツエイド東北"に志縁をつなぐ」
素敵な上映会となった。
村岡正司、杉浦健、富士海という3人の仲間だけの実行委員会で、
主にネットと置きチラシとクチコミだけの広報活動を細々と続けてきた。
集客が心配だったけど、
会場は満席、補助イスを全部出すという大盛況だった。
僕も、いろんな人と知り合え、交流できて、
これから関西での本格的な上映に向けて、大きな手がかりとなった。


また、たまたま会場に映画を観に来ていた
「森の聞き書き甲子園」を体験した高校生とお母さんが
映画終了後、飛び入りで発言してくれたりして、
会場は沸き返った。


morikiki09134.JPG
      写真、右から、対談相手になってくれた森本アリさん(旧グッゲンハイム邸管理人)
      「聞き書き甲子園」を体験した高校生Kさん、僕、そして
      上映会場を提供しさまざまに協力してくださったギャラリー島田のオーナー島田誠さん


3人の実行委員のうちの一人、杉浦健さんは、
阪神大震災の被災者のひとりで、
今年3月の震災直後、ポレポレ東中野での「森聞き」ロードショー公開のとき、
トークのゲストとして来ていただいた人。
杉浦さんはその後、関西の学生たちを率いて
被災地のボランティア活動にずっと携わってきた。


杉浦さんが、「森聞き」との出会いから昨晩の上映までの心の動きを
Twitterに書いてくれているので、それを紹介したい。


     今回の震災と『森聞き』って直接は関係ないんだけど
     実はすごく関係してる...
     今、日本に必要なのはこんな高校生たちの若いひたむきさ...
     じいちゃんばあちゃんたちの愚直さ...
     震災はそんな日本のすばらしい伝統の一部分を
     無残にえぐってしまった。
     だけどこの映画を見て日本は大丈夫だ...と思った。


     3月21日にこの映画を初めて観た。
     たぶんこの映画を観ていなかったら被災地に行ってなかった。
     震災直後、学生たちに呼びかけてもいまいち反応が鈍く
     自分でもどうしたいのかが見えなかった。
     この日やっと室崎先生と連絡が取れた。
     僕は東京だったけど三田で震災支援の学生集会があった。


     『森聞き』が僕のやることを端的に示してくれた。
     あの高校生たちみたいに学生はまず現場に行かなきゃいけない。
     そして伝えていかなきゃいけない。
     そして僕の担いはそれをつないでいくこと...
     そうか、柴田監督はあの日僕にそれを伝えようとしたのか...
     つまり僕の役割は彼らのコーディネーションなんだ...


     東京から戻りM先生と話をして、その後
     できたばかりの「三田支援ネット」の学生たちと初顔合わせ。
     三田だけじゃダメだと上ヶ原のヒューマンサービスセンターO先生にコンタクト、
     みごとつながって31日に「震災復興支援ネットワーク」に参加。
     4月3日、三田支援ネットとして初めて被災地へ...


杉浦さん、そして皆さん、ありがとう。


~  ◆  ~  ◇  ~  ◆  ~  ◇  ~  ◆


会場を提供してくれたギャラリー島田のブログもご覧いただきたい。
http://gsblog.exblog.jp/13586279/


~  ◆  ~  ◇  ~  ◆  ~  ◇  ~  ◆


2011年9月17日

「森聞き」 静岡、そして長岡へ


この週末は、静岡での映画館公開(静岡シネ・ギャラリー)が始まり、
長岡アジア映画祭での上映がある。

詳しくは、
http://www.asia-documentary.com/morikiki/joei.html

お近くの方は、ぜひ。


~  ◆  ~  ◇  ~  ◆  ~  ◇  ~  ◆


●以下、9月19日記す

静岡、そして長岡。
それぞれ素晴らしい上映となった。
良い出会いや、コミュニケーションができた。


「森聞き」は、対話を促進する映画だなあと改めて思った。
見終わったあと、互いにかわす対話のすばらしさ。


上映を実現してくれた関係者の皆さん、ほんとうにありがとうございます。
詳しい報告はいずれ。
                             

2011年9月20日

NHKスペシャル「クニ子おばばと不思議の森」 完成


「森聞き」の取材で出会った宮崎県の椎葉クニ子おばあちゃん(87)。
日本でただ一人、伝統的な焼畑を1年も休まずに続けてきた。


焼畑をこの目で見つめ、記録する―――僕にとっては、
民族文化映像研究所にいたときからの夢。
そして、クニ子ばあちゃんの焼畑の営みを1年間じっくり見つる機会を得た。
番組は先週完成し、今度の日曜日、NHKスペシャルで放送される。

kuniko_obaba_hagaki.jpg


「森聞き」とはまた別の視点で見つめたクニ子おばあちゃん。
「森聞き」とあわせて、この番組もぜひ観て欲しい。


【番組概要】
秘境と呼ばれる宮崎・椎葉村。森を若返らせる焼き畑農業を続ける最後の一人・
椎葉クニ子さんは、土中の生き物と一体となり、命を循環させる営みを続ける。
その1年の記録。

NHKのホームページ
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110925.html

2011年9月26日

クニ子おばばと一緒に番組を観た


昨日のNHKスペシャル「クニ子おばばと不思議の森」
僕は椎葉村に来て、オババたちと一緒に観た。


オババは番組を観ながら、
 「あら、こんな原始のオババが・・・」
と自分の姿に爆笑しっぱなし。
また菅原文太さんの語り、たとえば「『世渡り』味のあることを言うのお」などの語りを、
 「解説がいいねえ」としっかりと受け止めていた。
オババは、菅原文太さんのことを知らず、
 「すがわらぶんた、すがわらぶんた」
と唱えながら、名を記憶にとどめようとしていた。


ソバの発芽やキノコの映像には、オババもびっくり。
 「虫かと思ったら、ソバの種じゃない・・!
  毎日、毎日撮影しに行っていたのは、これだったんだねえ」
と褒めてくれた。
それにしても、オババの頭は冴えている。
 「この番組の本当の主役はナメクジだねえ」
と的確な指摘。
 (椎葉ではカタツムリを「エカリ・ナメクジ」、つまり「家を担ぐナメクジ」と呼ぶ)


番組終了後、いろんな知り合いから連絡もあって、
会話が弾んでいた。


クニ子おばば、長く取材させてくれて、ほんとうにありがとう!


~  ◆  ~  ◇  ~  ◆  ~  ◇  ~  ◆

なお、この番組の再放送の日程が、先週の台風の影響で変更になった。
●再放送日程
   2011年10月6日(木)  午前0時15分~1時04分 総合 (5日深夜)

2011年9月24日

「クニ子おばば・・・」予告編


明日放送の「クニ子おばばと不思議の森」
予告編がNHKスペシャルのウェブサイトにアップされました。
http://www.nhk.or.jp/special/movie/player110925_01.html

僕は明日、椎葉に行き、オババたちと一緒に番組を観ます。

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