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民族文化映像研究所のDNA


新作『千年の一滴 だし しょうゆ』について
キネマ旬報の最新号(12月上旬号)
批評家の渡部実さんが映画評を書いてくださった。
見開き2頁にわたる丁寧な解説の最後に
次のような、僕にとっては嬉しい言葉を置いてくださった。



     「だが本作は小難しい理屈を言う作品ではない。
      柴田昌平監督は和食を日本の基層文化と捉えている。
      和食の素材を追い求めているうちに
      その産地に生きる人々の姿をも率直に捉えている点で、
      柴田監督の姿勢はかつて監督が籍を置いた民族文化映像研究所
      の姿勢と同じものである。


      数々の優れた民族文化の諸作品を世に送り出した
      民族文化映像研究所の作風が、
      今日、このようなアクティブな形として新作に受け継がれて
      反映されていることに
      新たな感慨と喜びを感じるのである。」



民族文化映像研究所を創設した姫田忠義さん、小泉修吉さんが亡くなり
日本の風景も大きく変わろうとしている今、
民映研で育んでもらった僕の中のDNAを
どう生かして行ったらよいのか、
制作上の悩みは大きい。


渡部さんの言葉を励みに、気持ちを新たに、挑戦を続けていきたい。

キネ旬表紙+裏.jpg

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2014年11月21日 13:35に投稿されたエントリーのページです。

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