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      <title>大道映画人</title>
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      <description>旅をして、話を聞き、映画にして、観てもらう・・・。　犬も歩けば棒に当たる、猫も歩けばドブ板に落ちる・・・。　さすらいの根無し草、ドキュメンタリー映像作家　柴田昌平によるブログ</description>
      <language>ja</language>
      <copyright>Copyright 2012</copyright>
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         <title>休暇を取ることにした</title>
         <description>
「クニ子おばば」の９０分版も、好評のうち、
無事放送を出せた。
椎葉村では、クニ子オババの家に村人たちが集まり、
新年会を兼ねながら、ワイワイ、ガヤガラ、楽しく放送を観たそうだ。
特に、神楽のシーンは大いに盛り上がったという。
この９０分版は、何よりも村の人たちに喜んでもらいたかったので、
とても嬉しい。


このプロジェクトは、人の輪にめぐまれ、
多くの人に助けられ、
僕の人生にとっても、大きな大きな記念碑となった。
お世話になった方々、みなさん、本当にありがとうございます。
そして、オババよ、今後も何らかの形で取材を続けるので、
いつまでも元気でいてください。


ただ、あまりに仕事をやりすぎ、気持ちがぎくしゃく。
やさしい気持ちになれない自分を感じている。
ささくれ立ったままだ・・・。
２月後半、思い切って休むことにした。
制作しているときは、既成概念を壊そうと
どうしても闘争モードになってしまうので・・・。


フランスにちょこっと行ってみたいという気持ちがある。
でも、これだと仕事モードになってしまうか・・・。
あるいは、別のどこかに？　南米？
前回休みを取ったのは、確か2008年3月だった。
その後は、「森聞き」「北海道・豆」「クニ子おばば」
「フィンランド・森の精霊と旅をする」「ラヤトン・無限の森へ（ＣＤ絵本）」
「新日本風土記・松島」「日曜美術館・松方幸次郎」「西洋美術館・ブラングィン展映像」
「よみがえる第二次世界大戦・カラー化された白黒フィルム」
「趣味悠々・書」「世界乳幼児学会の金曜フォーラム」
そして途中で行き詰まった山形飯豊村での記録。


ずいぶん休まずに走ってきたなあ。
２月のこの時期、どこかお薦めの場所がありますか？
心当たりの方、僕にぜひメールください。
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 03 Feb 2012 23:00:13 +0900</pubDate>
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         <title>いざ、鎌倉</title>
         <description><![CDATA[

「余りに綺麗になられたのでビックリ仰天の河合さん」
と鎌倉の皆さんが言う、"主演女優"河合和香ちゃんと
「『森聞き』鎌倉上映会」に行ってきた。

老若男女、ふだんは様々な活動をしている人たちが一緒になって実行委員を作り、
昼はホール、夜はカフェで行った素敵な上映会。
海を見たり、おいしい典座（精進料理）をごちそうになったり。
監督としては本当に幸せな旅だった。


発見は、トランジションタウンを目指す若い人の中に、
僕の古巣、<a href="http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/">民族文化映像研究所</a>（民映研）、つまり
日本の古い文化にも興味を持っている人がいたこと。


僕はこれまで、こういう運動をやっている人たちが西欧の運動理論に走りながら、
日本という大地と自然に根ざした暮らしのありようにあまり興味を持っていない
のではないかと危惧していた。
鎌倉の人たちはそうでなかった。
今年は、民映研の<a href="http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/atticforum.htm">アチックフォーラム</a>にもみんなで行き、
民映研作品の鎌倉上映も実現するかもしれない。


実行委員の皆さん、
そしてトークの司会をしてくれた僕の高校時代の同級生・和佳、
ありがとうございました。

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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 15 Jan 2012 17:03:40 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>島根県石見地方（益田市・吉賀町）にて</title>
         <description>
この３日間、島根県の石見地方で過ごした。
心にしみる上映会だった。
「森聞き」の益田市での上映。
95歳になる、焼畑を若い頃に体験していたという古老を
上映実行委員の山口敦央さんが「発掘」してきてくれて、
その話を聞けただけでも、来た価値があった。
Iターン、Uターンの若者たちとの出会いも心に残る。


元をたどると、昨年３月、ポレポレ東中野で「森聞き」公開したとき、
上映後の「コーヒーたいむ」に参加してくれた面代真樹さんから
「これから島根に移住する、そこで巡回上映を企画してもいい？」
と相談された。
以来、面代さんがどんな暮らしを始めるのか、
この映画をどんなふうに活用してくれるのか、
ずっと楽しみにしていた。
どうしても来たかった。


過疎の語源の地でもある石見地方で考えさせられる
山村（中山間地）の過去・現在そして未来。
僕なりに、もっとじっくり腰を落ち着けて取材していける手段はないかなあ。


そんなことを考えながら、
列車を乗り継ぎ、先ほど博多に到着。
明日は、宮崎県椎葉村のクニ子おばばの元へ。
１月２８日（土）22:00から放送予定の
NHKハイビジョン特集「よみがえりの森　千年の森
　クニ子おばばの焼畑物語」（仮）のための追加撮影をする。
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 08 Jan 2012 23:59:59 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>新年を迎えて</title>
         <description><![CDATA[
昨年は充実した一年だった。


そう振り返られるのも、厳しいなかを乗り越えて達成できた、
と思えるから・・・。


<a href="http://www.asia-documentary.com/works/kuniko_obaba.html">「クニ子おばばと不思議の森」</a>
しんどい仕事で、寿命が数年縮んだのではないかと思うぐらい苦労した。
でも、やった甲斐があった。
「焼畑がいかに自然と対応した知恵に満ちているかを明らかにしたい」
という僕の十数年来の思いが形になったもの。
いや、師匠の<a href="http://www31.ocn.ne.jp/~minneiken/greetings.htm">民族文化映像研究所・姫田忠義</a>さんの50年来の思いを形にしたものとも言える。
そもそもの背景に、民俗学の祖という柳田国男が、
焼畑については徹底否定をしたという残念な歴史があった。
彼は、20代で宮崎県椎葉村に行き
土地の有力者たちから得た古い狩りの文献を
ほぼそのまま丸写しにして「後狩詞記」を執筆、
これが日本民俗学の嚆矢となったが、
農務省官僚であった彼は、「焼畑は時代遅れで非効率だ」と徹底批判。
椎葉の民たちにも「焼畑は悪である」という意識を植え付けた。
しかし椎葉のもっとも奥地に暮らすクニ子おばばは、
都会じみた考え方を高笑いするかのように
堂々と誇りをもって、焼畑の営みと知恵を教えてくれた。
プロデューサー、カメラマン、音響効果、音声、編集、アシスタント
すべてのスタッフに恵まれ、すばらしいチームワークで製作できた。
山の民の千年の営みを、現代に蘇らせるひとつのきっかけとなった・・・
そう信じたい。


<a href="http://www.asia-documentary.com/morikiki/">映画『森聞き』</a>の上映も、ゆっくりだが着実に広がっているように思う。
僕は21歳のときに山梨県芦川村という山村に出会い、
大学を１年休んで聞き書きをした。
ふるさとのない漂泊民だった僕にとっの強烈な原体験。
山への思い、聞き書き、そのどちらも射程に入れた作品が
「森聞き」。
山に生きる人たちの知恵を「過去」としてではなく
「未来」への希望の手がかりにしたいと
上映を続けている。


台風12号の<a href="http://flat.kahoku.co.jp/u/t-sawada/tcNT9JEe2YkuwoBbx8rg">被災地、那智勝浦町で上映</a>できたこともうれしかった。
「森で生きてきた自分たちの地域、
　台風後の復興、未来を考えるきっかけとして『森聞き』を上映したい」
という連絡が11月にあった。
もちろん、無償で映画を提供。有意義な上映会になったと聞く。
　　（きのう、僕の手元に上映報告が届いた）
東北も含めて、被災地の方には無償で上映をしたいと考えているので
ご希望の方は気軽に相談して欲しい。


「森聞き」の映像化は、2002年に、元同僚だった吉野奈保子さん（<a href="http://www.kyouzon.org/">共存の森</a>事務局長）から
「"kikigaki"ということばを世界共通語にしたい」
と相談されたのがきっかけ。
ようやく今、形になったのだ。
日本語版だけでなく、シンガポールの公共放送局のプロデューサーと一緒に
「森聞き」の英語版（52分）も制作。
いま世界各国に配信され、海外でたくさんの賞もいただいている。


世代と世代をつなぐ、過去と未来をつなぐ、
そんな仕事を今年も続けていきたい。
]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2012/01/2011-2012.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Sun, 01 Jan 2012 00:00:00 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>英会話　勉強しはじめた</title>
         <description><![CDATA[ここ数日は、「クニ子おばばと不思議の森」の90分バージョンを作るべく
編集でこもっている。
徹夜が続き、風邪を引きかけ、
梅肉エキスやら生姜糖をつぎつぎ飲み、
何とか食い止めている。
来年1月28日夜10時からのNHKハイビジョン特集で放送予定。


その前は、日本からドキュメンタリー映像を世界に発信する――
そんな目的でATP主催、NHKや国などが後援して
日本で初めてのピッチング（国際番組提案会議）があった。
<a href="http://ttvf.jp/">http://ttvf.jp/</a>


色んな制約があり、これまで日本の独立系テレビ・ドキュメンタリー制作者たちは
海外で放送する作品づくりが難しかった。
この<a href="http://ttvf.jp/">「東京宣言」</a>を読んで欲しい。
これは、僕らにとっては「革命」のようなもの。


僕も海外のプロデューサーたちと積極的に交流したいと考え、企画を準備。
そして３週間前から、思い切って英会話教室にも通い始めたのだった。
４８歳の僕にとっては、英語を身につける最後のチャンスだろうか。
目標があるのだから、今度こそは挫折しないでいられるだろう。


なお企画は奨励賞をいただいた。
でも、国際共同制作の実現に向けては、これからが勝負だ。
]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/12/ttvf.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/12/ttvf.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 21 Dec 2011 02:40:44 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>松江の「文化の種まき人」</title>
         <description><![CDATA[
松江から戻っても、松江のことをよく思い出す。
ディープな土地だ。
出会って、少し何かを感じ始めたとたん、またさらに奥深い世界の扉が開いて
次から次へと、奥の部屋に連れて行かれるようだ。


松江の上映会を準備してきてくれた高嶋敏展さんが
上映会の様子をアルバムに整理してくれた。
<a href="http://www.facebook.com/media/set/?set=a.200333713381462.49551.100002145058514&type=3">http://www.facebook.com/media/set/?set=a.200333713381462.49551.100002145058514&type=3</a>


そのうちの１枚の写真をここに紹介したい。

<span class="mt-enclosure mt-enclosure-image" style="display: inline;"><a href="http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/assets_c/2011/12/matsue_morikiki_cafe00-285.html" onclick="window.open('http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/assets_c/2011/12/matsue_morikiki_cafe00-285.html','popup','width=960,height=639,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false"><img src="http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/assets_c/2011/12/matsue_morikiki_cafe00-thumb-270x179-285.jpg" width="270" height="179" alt="matsue_morikiki_cafe00.jpg" class="mt-image-center" style="text-align: center; display: block; margin: 0 auto 20px;" /></a></span>

「森の時間カフェ」と名づけて、松江の皆さんが、交流のための用意してくれた空間。


敏展さんの日記から――。


　　　　　　<font color="navy">いよいよ、明後日は『森聞き』松江上映会。僕は上映会を手伝うと
　　　　　　だいたい２、３日前に後悔している事が多い。
　　　　　　正確には後悔しなかったのは今回が始めてかもしれない。


　　　　　　尊敬する写真家ユージンスミスは水俣病のドキュメンタリーで有名。
　　　　　　『僕の写真で世界を変えられるとは思わないが、
　　　　　　せめて写真展の会場を出てタクシーに乗るまでの間、
　　　　　　水俣や水俣の人々の事を考えてほしい。』と言った。


　　　　　　この言葉に１０代の頃に出会い、今も僕の心に残っている。
　　　　　　その頃から生意気にも写真や映画を見たくらいで
　　　　　　何かわかった気持ちになるのはおごった考えだと言い続けた。


　　　　　　始めて上映会に関わったときから
　　　　　　『見終わって最初に見るもの』にこだわった。
　　　　　　具体的にはシンポジウムやロビー展やを必ずやるように提案してきた。
　　　　　　立ち止まる時間を作れば次の一歩の『歩幅」はきっと変わると信じるからだ。
　　　　　　と、ここまではカッコイイお話。
　　　　　　現実は２、３日前は孤独な準備に追われ
　　　　　　『ロビー展やるなんて言わなきゃよかった」と後悔に苛まれる。
　　　　　　当日は『やってよかった！』と思うわけだがそれまでが辛い！


　　　　　　しかし、今回はとても楽しい。
　　　　　　『森聞き」松江上映会のロビー展は、
　　　　　　映画に登場しない全国の『森の名人たち』と聞き書きに挑戦した
　　　　　　『高校生たち』の写真展をやる。
　　　　　　『聞き書き甲子園』」を主催するNPO共存の森ネットワークから
　　　　　　写真データを沢山もらって自宅でプリントしている。
　　　　　　高校生の前の大人たちが、笑顔のとても誇らしげないい顔をしている。
　　　　　　笑顔には人を幸せにする魔法の呪文が混じっていて、
　　　　　　写真をプリントしている僕はとても幸せな気持ちになる。
　　　　　　ボツにするのが忍びなくて写真がどんどん増えていく。
　　　　　　最終的にはA4サイズで５０枚くらいは展示するはめになりそう。


　　　　　　映画を見る時間のない方はロビー展だけでもぜひどうぞ。
　　　　　　森の名人と高校生たちに会いに来て下さい。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（高嶋敏展日記より）</font>


敏展さんは、松江の「文化の種まき人」。
松江の時間からは何年も早い足取りで歩きながら、
30年、50年も先に実るであろう種を播き続けている。
「３年ぐらい早い」だと今の世の中、商売になりやすい。
敏展さんの場合、10年以上は早い、だから商売にはなりにくい。
でも、敏展さんの表裏ない、異常なる勢いに接しているうち、
「あいつの播く種に、子孫を託すため、金を払ってもよい」
そんな流れが生まれてくるかもしれない。


敏展さんよ、「文化の種まき社」という会社を
作ってしまいなよ！！！





]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/12/matsue_bunka_tanemaki_sha.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 08 Dec 2011 00:29:29 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>松江、そしてこれから・・・</title>
         <description>
松江の上映会から、夜行列車で戻った。
300人近い方が来てくださり、素敵な人たちとたくさん出会えた。
上映会の翌日、「ひめゆり」以来さまざまに支えてきてくれている
「文化の種まき人」＝高島敏展さんに案内してもらい、
僕の師匠・姫田忠義監督が「出雲国風土記」として撮影しようとしてきた現場を
見て回った。


今は、来年度のNHKの番組企画の締切時期なので
帰宅後はずっと提案書書きに追われているのだけれど、
僕の中で少しずつ、ドキュメンタリーを作る動機が変わってきていることに
気づく。
「ひめゆり」の時までは、僕の作品は、亡くなっていく方々、亡くなって行く人たち
失われていく文化へのオマージュ（敬意をこめた捧げ物）だった。
「風の橋」も、「新シルクロード」も、どれも
僕の心の中の観客は、お年寄りたちだった。


「フィンランド・森とともに生きる」の頃から少しずつ変わり、
「森聞き」では、お年寄りに観ていただくことを主とするか、
若い人に観ていただくことを主とするかで大いに悩んだ結果、
僕のまわりにいる20代、30代の、霧の中を歩いている仲間たちが
&quot;届けたい&quot;と心の中で思う観客となった。


そして今、いろいろな企画書を書こうとする中で、
「届けたいなあ」と思う人たちが
僕の娘たちの世代になってきている自分の気づく。


さあ、もうすぐ締切なので、企画書に戻ろう。
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         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/matsue_korekara.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 30 Nov 2011 15:46:36 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>雨のち晴れ</title>
         <description><![CDATA[
新潟の<a href="http://www.wingz.co.jp/cinewind/about/index.html">市民映画館シネ・ウィンド</a>でのプレミアム上映。
来年３月３日からロードショー公開をするための応援団を作りたいと
新潟市内の皆さんが核となって開かれた。
大雨なのにほぼ満席。
３月につながるといいなあ。
「次回は、河合和香さんにも来て欲しい」という声があったよ。


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆

<a href="http://www.facebook.com/pages/%E6%A3%AE%E8%81%9E%E3%81%8D%E4%B8%8A%E6%98%A0%E4%BC%9A-%E3%82%84%E3%81%BE%E3%81%AA%E3%81%BF%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB/151005204996123">京都・南山城村での「森聞き」上映会</a>は、
生まれて初めて上映会を開いたという、女性たち5人が実行委員となっての催し。
会場は映画だけでなく、近隣の素敵な人たちが店を開いて
マーケットまで出来上がっていた。
　　（雨がやんで良かった！）
若い人からお年寄りまで、さまざまな年齢、職業の人たちが
映画を観に来てくれて、
これほど色とりどりの観客に恵まれた上映会は初めて。
<a href="http://bagel70.exblog.jp/i19/">長い時間をかけて上映の準備</a>をしてくださり、ありがとうございました。


主催した女性たちは、子育て真っ最中のお母さんたち。
暮らしの中から大事なものを紡いで
<a href="http://etcetra.jp/book/index.html">「暮らしのエトセトラ」</a>
という小冊子を、年に２回（夏・冬）に発行している。
この冊子がまたとても素晴らしく、最新号には僕も寄稿している。
ご購入希望の方は<a href="http://etcetra.jp/book/index.html">「暮らしのエトセトラ編集室」</a>から。（1冊500円）
<a href="http://etcetra.jp/book/index.html">http://etcetra.jp/book/index.html</a>


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆

その後に訪ねた岐阜県可児市の上映会(アーラ映画祭)。
名鉄の「日本ライン今渡」駅に着いたとき、空には虹がかかっていた。
上映終了後のホール内での質疑応答も活発で、
その後、会場の一隅のカフェで行った交流回（シネマ・カフェ）にも
30人近い人が残り、
映画の感想や日頃の暮らしの中で感じていることをシェアできた。
進路に悩んでいるという高校生が２人も残ってくれたことが嬉しく、
色んな職業の大人たちの生の声を直接、聞けたことが良かったのではないかな。
そういえば、「映画そのものより、この交流回の方が面白かった」という感想も。
「森聞き」は対話を引き出す映画、というのが僕のちょっとした自慢・・・だ（汗）。


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆


２時間半におよぶ可児市アーラ映画祭での交流回（シネマ・カフェ）を終え、
名残おしいけれど帰路についた。


名古屋駅でちょっと寄り道。
僕が幼い頃、鳴海に住んでいた祖母によく連れて行ってもらった「味噌煮込みうどん」屋に
ひとりで行った。
懐かしい味噌味のスープをすすりながら、祖母のことが思い出され、
感無量だった。
]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/ame_nochi_hare.html</link>
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          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Mon, 21 Nov 2011 00:10:25 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>今週末の動き</title>
         <description>
今月は、毎週末、「森聞き」の上映会に。


たとえば、今週末は――

19日（土）10時～ 共存の森10周年記念イベント。
　　　　　   15時～ 新潟の映画館シネ・ウィンドでのプレミアム上映。

　　　　　　　　　　（夜行列車で京都へ）

20日（日）9:45～ 京都・南山城村やまなみホールでの上映会
　　　　　   13時～ 岐阜県可児市アーラ映画祭


交流を楽しみに、旅してきます。（やや強行軍だけど）</description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/konshumatsu.html</link>
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         <pubDate>Fri, 18 Nov 2011 23:27:41 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>能登　まるやま組</title>
         <description><![CDATA[
大阪・第七藝術劇場の「森聞き」ロードショーは
盛況のうちにスタート。
神戸・堺・京都など遠くからも多くの方が足を運んでくださり
コーヒーたいむも会話が弾んだ。

～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆

能登からは、とても嬉しい便りが。
都会から移住した萩野さん夫妻（通称まるやま組）が
「森聞き」を通して地元の人たちと交流したいと
長い時間の準備を経て行った上映会。


<a href="http://maruyamagumi.blog102.fc2.com/blog-date-20111023.html">まるやま組ブログ</a>
<a href="http://maruyamagumi.blog102.fc2.com/blog-date-20111023.html">http://maruyamagumi.blog102.fc2.com/blog-date-20111023.html</a>


　　　　　「都会から移住して６年。
　　　　　　都会出身の人だけで映画を観るのではなく、
　　　　　　映画を観る習慣のまったくないお年寄りたちにも来てもらい
　　　　　　能登の地に培われてきた林業についても
　　　　　　しっかり話をきき、その良さを再確認したい」


茅葺民家を借りて、郷土料理を持ち寄りながら、上映会を開いた。


「対話」のきっかけになる・・・。
映画「森聞き」にとって、これほど幸せなことはない。


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆

「地域での対話のきっかけに」
という趣旨の上映会が、今月はまだまだ各地で続く。
詳しくは、<a href="http://www.asia-documentary.com/morikiki/joei.html">「森聞き」上映情報ページ</a>を。]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/noto_maruyamagumi.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/noto_maruyamagumi.html</guid>
        
        
         <pubDate>Wed, 16 Nov 2011 16:30:53 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>明日から大阪第七藝術劇場で</title>
         <description><![CDATA[
明日からいよいよ、<a href="http://www.nanagei.com/">大阪第七藝術劇場</a>での「森聞き」ロードショー。
　　　　１１月１２日（土）～１１月１８日（金）12：15～
　　　　１１月１９日（土）～１１月２５日（金）13：25～
　　　　１１月２６日（土）～１２月２日（金）18：30～

関西の方は、ぜひ！
１２日（土）、１３日（日）は僕も行きます。


<a href="http://maseiga.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-84f9.html">「大阪の人の目で『森聞き』観ると、こんな感じなんだ！　へぇ、お​もしろい！
というブログを発見。</a>
大阪で広報をしてくれている松井寛子さんからのつながりだ。
]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/asu_nanagei.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/asu_nanagei.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 11 Nov 2011 02:23:28 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>変わらない何かが、何かを変えようとしている　　「森聞き」in沖縄</title>
         <description><![CDATA[
沖縄は３年ぶりだった。
先週末、沖縄で「森聞き」の上映会があった。
懐かしい顔、心の母、そして新しい出会い。
心のこもった素敵な上映会を開いていただいた。


「森聞き」の沖縄上映会が動き出したのは、５月頃だったろうか。
ツイッターでの「上映をしたい」という何人かのつぶやきがきっかけだったという。
つぶやいた数人が核となり、
やがて顔を合わせて実行委員会を作り、
何度も打ち合わせを重ねながら、創り上げて行った。
そのへんの経緯は<a href="http://morikiki.ti-da.net/">、「森聞き沖縄オピチャル・ブログ」</a>に詳しく書かれている。
<a href="http://morikiki.ti-da.net/">http://morikiki.ti-da.net/</a>
「上映会は初めて」という面々が何を考え、どう実現して行ったのかが
よく伝わってくる。


実行委員の動きを傍らで見つめていたハリモトさんの証言を
許可を得て、Facebookから引用させていただく。


　　　　　沖縄での初の上映会が具体的に動き出し​たのは、確か、
　　　　　ツイッターでの何人かの呟きがきっかけだったので​は？と
　　　　　今となって思い出すとなんか不思議です。
　　　　　実行委員会の目標を上回る20​0名以上の来客もいただいたという。
　　　　　私は、傍らで実行委員の方々​が夜な夜な集まって会議を重ねているのを
　　　　　知っていたので、なんか​昨日の成功は凄く素敵だなって思いました。
　　　　　ホントお疲れさまでし​た。


ちなみに僕は、今回の実行委員の皆さんとは
一人を除いて、この上映会で初めて出会った。
沖縄生まれの人に、この映画はどう見えたのだろう？
ハリモトさんからいただいた感想がとてもうれしくて、
ちょっと長くなるけど・・・。


　　　　　さて、映画『森聞き』についても感想を。
　　　　　終始淡々とした静かな映像、映し出されるありのままの里山の原​風景と、
　　　　　登場する一人一人の生身の存在が、説得力を持って観る者​にじんわり伝わり、
　　　　　個人的にはとても心地よかったです。
　　　　　殊にご高​齢の名人達の無駄のない立ち振る舞いや発する言葉、
　　　　　たたずまいそのものは、実にシンプルで美しく、
　　　　　​中でも木こり名人の木に登る姿は、何かの所作を見ているようにし​なやかで、
　　　　　完全に吸い込まれてしまいました。
　　　　　また、混沌とした時​代に生きる複雑さを抱えつつも、
　　　　　濁りのない高校生の視点に寄り添​ったスタンスは、
　　　　　映画全体に清々しくしていたと思います。
　　　　　ずっと​変えずに守ってきた変わらない何かが、何かを今、確実に変えよう​としている、
　　　　　その節目に運良く立ち会えたような、そんな幸福感で​した。


　　　　　こういうwebを通して、横軸の繋がりは瞬時に広げられる時代​ですが、
　　　　　連綿と繋がっている縦糸に実感を伴って触れ得ることが
　　　　　と​ても難しくなってきてる若い世代にとって、
　　　　　メッセージ​は、静かにじんわりと、時間をかけて染み渡っていくような
　　　　　気がし​ました。
　　　　　なかば強引に連れてきた浪人中のロッククライマーの甥っ​子にも
　　　　　観てもらえて良かったと思いました。
　　　　　やっぱり、彼も、木に​登る名人の美しさに感動していましたけど･･･


　　　　　これは、一度だけでなく、何度でも観たい映画の1つになりまし​た。
　　　　　観る時々によって、いろいろ感じるものが変化してくるような気が​します。
　　　　　その余白を観る者に十分に残して下さっている・・・。


webでの出会いから始まったという沖縄上映会が、
「縦軸」だけでなく「横軸」をも、また一段と強めたのかな、と思う。
少なくとも僕にとっては、一緒に歩んで行ける仲間に出会えたという喜びを感じた。
実行委員の<a href="http://tikyuunokakera.ti-da.net/e3785675.html">古我知さん</a>、張本さん、<a href="http://semitropic.ti-da.net/">福田さん</a>、<a href="http://idea-ninben.com/">黒川真也＋祐子さん</a>、高橋さん、そして<a href="http://nawatyou.ti-da.net/e3677124.html">縄ちゃん</a>。
そしてご協力いただいたたくさんの皆さん。
ありがとうございました。
僕は不思議な喜びというか、ありがたい気持ちに包まれて
一日を送らせていただいた。


なお、web上での「映画『森聞き』沖縄上映会」のリアルタイムの動きは
<a href="http://www.facebook.com/profile.php?id=100000857375928&ref=tn_tinyman#!/event.php?eid=143711299055214">Facebook「映画『森聞き』沖縄上映会」</a>に。
（僕自身は、Facebookやツイッターは、アカウントはあるが、ほとんどやっていないけど）


最後に。
沖縄でもらった次の言葉、
「森聞き」の次回印刷するチラシのコピーに
使わせてもらおうかしら？ 


　　　　　「『森聞き』を見終えてチャペルを出たら、空には青い月。
　　　　　　変わらない何かが、何かを変えようとしている。」
]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/kawaranai_nanikaga.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/kawaranai_nanikaga.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Wed, 09 Nov 2011 11:17:09 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>未来への詩を葉っぱのようにちりばめた</title>
         <description><![CDATA[北海道は紅葉が美しかった。
千歳空港を降り、札幌に列車で向かいながら、
燃えるような赤や黄色の葉に見とれた。
札幌のシアターキノに着くと、
関口さんという北海道新聞の若い記者が待ち構えていた。
この人、話を聞くのがとてもうまく、
映画上映が始まるまでのわずか30分ほどの間に
僕の人生を洗いざらい聞き出していく。


関口さんが僕から引き出してくれた言葉。


　　　　　<font color=navy>「『ひめゆり』が思い過去を石に刻んだ作品だとすれば、
　　　　　　『森聞き』は未来への詩を葉っぱのようにちりばめた作品」。</font>
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（北海道新聞、11月1日「ひと」欄）


おかげさまで、「森聞き」札幌でのロードショー公開は、連日賑やかだった。


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆


札幌から十勝、そして遠軽へとまわった。
NHKで放送した<a href="http://www.asia-documentary.com/works/hokkaido-mame.html">「北海道　豆と開拓者たちの物語」</a>が<a href="http://atp.or.jp/award/award_028.html">ATP最優秀賞を受賞</a>した報告と御礼の旅。
「最後の開拓者」と地元で尊敬される服部行夫さん、
豆問屋「べにや長谷川商店」の長谷川清繁・ミヨさん、
十勝で在来種の豆づくりをする平譯優さんを訪ねた。
服部さんがこの受賞をほんとうに喜んでくれたのがうれしかった。
取材していたときは「迷惑だが仕方ないなあ・・・」という、
いわば"心意気"で僕らを受け入れていてくれたのだが、
今回はじめて、歓迎して迎えてくれたように感じた。
８月に脳血栓で倒れたツルおばあちゃん（91）も
病院に訪ねると、少し反応してくれる。
奇跡的に回復するかもしれない。


ちなみに、ATP賞の授賞式の様子が、11月6日午前11時から
NHK-BSプレミアムで放送される。
<a href="http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-11-06&ch=10&eid=13231">http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2011-11-06&ch=10&eid=13231</a>


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆


僕は明日から<a href="http://morikiki.ti-da.net/">沖縄、「森聞き」上映会</a>。
東京・多摩の恵泉女学院大学では、
「森聞き」に出演してくれた河合和香さんが主催しての上映会がある。
和香ちゃん、「お客さん、来てくれるかしら」と心配しているので、
東京近辺で「森聞き」をご覧になっていない方は、ぜひ恵泉祭へ。

]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/mirai_shi_happa.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/11/mirai_shi_happa.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 04 Nov 2011 16:31:46 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>明日から北海道へ。「森聞き」上映、そして「豆」ATP賞受賞</title>
         <description><![CDATA[
明日から、<a href="http://theaterkino.net/">札幌のシアターキノ</a>で<a href="http://www.asia-documentary.com/morikiki/">「森聞き」</a>のロードショー公開が始まる。
　　　　毎日１１：２５～　
初日は僕も参加。上映後、コーヒーたいむを予定。


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆


夕方４時過ぎの列車に乗り、札幌から帯広へ。
そして翌日は遠軽町へ向かう予定だ。
今年１月に放送した番組<a href="http://www.asia-documentary.com/works/hokkaido-mame.html">「北海道　豆と開拓者たちの物語」</a>が
<a href="http://atp.or.jp/award/award_028.html">ATP賞最優秀賞（ドキュメンタリー部門）</a>に選ばれ、先週、授賞式があった。
ATPとは「全日本テレビ番組製作社連盟」で、テレビ界ではとても大きな賞のひとつ。
取材でお世話になった農家の皆さんにご報告に伺いたいんだ。


ATP賞の受賞にあたって、僕が記した文章を、下記に掲載しておく。


～　　◆　　～　　◇　　～　　◆　　～　　◇　　～　　◆


　　　　　　番組をご評価いただき本当にありがとうございます。
　　　　　この番組は、映像によって庶民の歴史と記憶を記録する、
　　　　　新しい方法論をめざしたものです。
　　　　　文字で記された「正史」には残されない庶民の歴史、
　　　　　特に、埋もれがちな女性たちの果たした役割を、
　　　　　在来種の「豆」に語らせる、という試みです。

　
　　　　　　この番組の取材のため、私たちは２組の農家を中心に
　　　　　年間記録することに決め、道内２ヶ所に家を借りました。
　　　　　農家の人たちと可能な限り時空を共有することで、
　　　　　少しでもその生活感覚に近づきたかったのです。
　　　　　合計200日のロケ――ADの堀部拓磨君が一人で残り
　　　　　小型カメラで撮影する日も多々ありました。


　　　　　　　取材される側にとっては、私たちを受け入れることは
　　　　　本当に大変だったと思います。主人公のひとり、
　　　　　「最後の開拓民」と皆から尊敬される86歳の服部行夫さんに
　　　　　「もう来るな」と言われたことがあります。
　　　　　不器用な私は
　　　　　　「豆づくりの記録ではないのです、生きる力を学びたいのです」
　　　　　とひたすら正面から食い下がりました。
　　　　　　　行き詰まったときに助け船を出してくれたのは、
　　　　　90歳のツルおばあちゃん。最初は撮影を嫌がっていましたが、
　　　　　腹が決まってからは、すべてを受け入れてくれました。
　　　　　　　取材に応じてくださった服部行夫さん、ツルさん、
　　　　　平訳優さん、そしてご協力くださった地元のたくさんの皆さんに、
　　　　　心より御礼申し上げます。


　　　　　　そのツルおばあちゃんが、今年８月、脳血栓で倒れてしまいました。
　　　　　病院で寝たまま、ほとんど反応もありません。
　　　　　　　折から、TPP是非の結論を急ぐという報道。
　　　　　　　無限の知恵をはらんだ地域社会が、都市の論理を優先するために
　　　　　どれほど崩壊の危機に瀕しているかを、
　　　　　１年を通した取材で身にしみた私は、この場をお借りして強く叫びたい
　　　　　――小さな農家や地域社会を失うことは、生きる可能性を失うことだ、と。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（ATP賞受賞にあたってのコメント、柴田昌平）
]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/10/asu_hokkaido.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/10/asu_hokkaido.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Fri, 28 Oct 2011 21:32:46 +0900</pubDate>
      </item>
      
      <item>
         <title>新日本風土記「松島」、および「森聞き」札幌へ</title>
         <description><![CDATA[制作番組ご案内。
<a href="http://www.nhk.or.jp/fudoki/">NHK新日本風土記</a>　「松島」、明日午後８時より放送。

「クニ子おばば」の編集終了後に取材・リサーチ・撮影を始めたので、
僕としては異例な急ピッチで仕上げた番組ですが、
東北の人の底力、「よみがえる力」を見た思いです。


２９日からは<a href="http://www.asia-documentary.com/morikiki/">「森聞き」</a>、いよいよ札幌公開。
北海道に行ってきます。]]></description>
         <link>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/10/shinnihonfudoki_matsushima.html</link>
         <guid>http://www.himeyuri.info/kantoku_blog/2011/10/shinnihonfudoki_matsushima.html</guid>
        
          <category domain="http://www.sixapart.com/ns/types#category">森聞き</category>
        
        
         <pubDate>Thu, 27 Oct 2011 08:37:53 +0900</pubDate>
      </item>
      
   </channel>
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