長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」 トップ頁へ
 トップ新着情報自主上映作品概要寄せられた声生存者の声予告編監督ブログ





長編ドキュメンタリー映画「ひめゆり」は…ひめゆり平和祈念資料館のリニューアルの総合プロデューサー・コーディネーターを勤めた柴田昌平監督が13年かけて作った、2時間10分の長編ドキュメンタリー映画です。



作品に寄せられた声



 
  
        ⇒ここをクリックしてください
 
2007.3   沖縄の土地と人を愛してやまない、日本を代表する舞台演出家、
     
宮本亜門さんから、映画の感想をいただきました。


 
私の一生のお願いです。「ひめゆり」を観てください。

 出来れば世界中の人に観てほしいのです。

 次の世代に伝えてほしい、現実を感じてほしい。

 心がここに詰まっているからです。

 
「ひめゆり」の中で話してくれた方々に

 心からお礼を言わせてください。

 
「本当にありがとう」

 その想いを胸に僕も生きて行きます。感謝。

 宮本 亜門(演出家)

⇒宮本亜門オフィシャルページ



2006.11.06   沖縄出身の歌手Coccoさんが、映画を観ての想いを、彼女が毎日新聞に連載していたコラム「想い事。」に書いてくれました。

 映画の完成を待たずに3人の証言者が亡くなっている。

 ひとつひとつ私たちは失くしていく。全てを失くす前に叶えたい。

 おばぁたち、待っててね、なんにも分かっちゃいない私はせめて

 おばぁたちが好きだった歌をうたおう。

 鮮やかに見えるようだ。壕の中の笑い声。

 あなたが笑ってくれる歌を届けるからね。


 “忘れたいこと”を話してくれてありがとう。

 “忘れちゃいけないこと”を話してくれてありがとう。

歌手 Cocco (毎日新聞「想い事。」より)



2006.12.03  日本を代表する記録映画作家・土本典昭さん(『水俣―患者さんとその世界―』等)から、
        メッセージをいただきました。
        土本さんは、2008年6月24日(火)、沖縄・慰霊の日の翌日に、静かに旅立たれました。
        土本さんは、この映画の公開決定直後にご覧になり、以後ずっと応援してくださいました。
        「天声人語に出たね、よかったね」などの励ましのお手紙を幾通もいただきました。
        土本監督のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

  長編にもかかわらず、ひめゆりの方々の数十日が手に取るように伝わり、全く長さを感じませんでした。

 証言者のひたむきな伝えたい気持も、落ちついた口調でたしかに伝わりました。

 実景や実写フィルムも話を生かすだけに限られ、ひきしまった映画になっていると思います。

 今日、はじめて記録するに価する「ひめゆり」が出来ましたことを心よりうれしく、また身のひきしまる想いです。
 

  土本 典昭(記録映画作家)


2007.2.27   日本スタイリスト界の先駆者として、40年にわたり広告・CM 業界の第一線で活躍している、
       高橋靖子さん(愛称:ヤッコさん)から、映画の感想をいただきました

  古いモノクロの少女時代の写真と、80歳近い生存者が語る、というシンプルな繰り返し。

  その間、音楽やナレーションによる誇張や煽動が一切ない。

  語る人と、それを伝えようとする人の、静かで大きな勇気が、真実の記録として結実したのでしょう。

  2時間はあっという間に過ぎ、亡き友の命と今もつながっているからこうして語るのだ、という

  生存者の方々の言葉が胸の奥まで届きました。

 高橋 靖子(スタイリスト)


2007.2.27   若手アートディレクターとして、雑誌・服飾などさまざまな分野の第一線で活躍しているCONCENT LAN COPA(通称:コパさん)から、映画の感想をいただきました。

  「殺してください」と言った、あの日。

  「生き残ってしまってごめんなさい」と言わせてしまう、今日。

  とても悲しくて、受け止めがたい事実だけれど……絶対に目を背けてはいけないことだと思った。
 

  CONCENT LAN COPA(アートディレクター)


2006.12.25   映画評論家の村山匡一郎さんから、「ひめゆり」チラシ掲載のためのコメントをいただきました。村山さんは内外の映画祭等で審査員やコーディネーターを務められ、世界の映画人から厚い信望を得ている方です。

  『ひめゆり』は、沖縄戦で犠牲になった「ひめゆり学徒隊」の生存者による証言が中心だ。

  今はのどかな表情を見せる昔の戦場を前にして紡がれる彼女たちの言葉は、たんなる歴史の解説と違って、見る者の想像力を強く刺激し、残酷で哀しい悲劇的出来事を再び蘇らせる。

  それらの緻密な証言を通して、刻一刻と追い詰められていく彼女たちの過酷な運命が見事に浮かび上がってくる稀有なドキュメンタリー映画である。  

 村山 匡一郎(映画評論家)



2007.8   日本を代表する映画評論家・映画監督
     
水野晴郎さんから、映画の感想をいただきました。
     「ぜひ観たい」と、水野さん直々にお電話をくださり、観終わったあと、
     
あふれる感動を言葉にしてくださいました。
     水野さんは2008年6月10日(火)旅立たれました。
     『ひめゆり』へのご支援を感謝申し上げると共に、ご冥福を心よりお祈り申し上げます。


戦中派の私は、「ひめゆり学徒」の事はよく知っているつもりでした。

しかしこんな風に、いまだに戦争の傷跡を引きずっていたのかと

ショックを受けました。

戦争のむなしさ、酷さを知ってほしい。

これはドキュメンタリー映画だけれど

それ以上にドラマチックなものを感じられる映画です。

若い人にぜひ観て頂きたい映画です。

               水野晴郎(映画評論家・映画監督)

⇒水野晴郎オフィシャルページ



2006.11.17   東京での最初の試写会を観た一人の女性から映画の感想をいただきました。

  帰り道、映画の時空から逃れることができず、電車を乗り間違えながら帰途につきました。先ほど、うまくこの気持ちを表現できませんでしたが、 この大切な仕事をしてくれてありがとうございます、という意味で、ありがとう、と言いました。

 拝見して、ホロコーストを記録した「ショアー」を思いました。きっと、この映画も2時間では納まらない、長さの可能性をもっていると思います。どうか、 臆することなく、いつか、撮影したすべての映像を使い切るような編集をして見せてください。きっとその意味がある記録だと思います。

 「助けて」と叫んだのは、生きたかったから、という言葉。もう一度お母さんに会いたい、という思いがいくつかの大切な命を救ったこと。心に深く響きました。
 私も、自分にできることを、力いっぱいしていきたい、と心に誓いました。

 そういう気持ちをくれて、どうもありがとう。

 東京都 女性 43歳


2007.1.8   東京で福祉作業所を主宰する岡田眞人さんからのメッセージをいただきました。

 彼女達が長い間「生き残ってすまなかった」と口をつぐんできたことに重い衝撃を受けた。

 無残な、累々たる戦死者達の記録であるにもかかわらず、最後に伝わってくるのは、生命への賛歌のようである。

岡田眞人(福祉作業所「おだまき」所長)


2006.10.10   沖縄の精神科医、稲田隆司さんからのメッセージをいただきました。

    ひめゆりの関係者の方々の語りにカウンセリングに通低する希望をみました。大きな傷を負いながらも生きていくという希望です。

 痛手の記憶は消失するかにみえつつも繰り返し現れ、その刺激に反応するが如く心は閉ざされかつ過敏さや、憂うつ、焦燥などさまざまな様相を示します。

 私のクリニックには日々痛みを抱えた患者さんが訪れます。痛みに圧倒され立ちすくみながらしかし時を経て再び歩み出す過程に出会う度に、人間の持つ自然治癒の力を感じます。カウンセリングでの語りは、痛みに対し自らを再び作り出す回復への力ともいえるでしょう。

 私はそのような力を映画「ひめゆり」に感じています。傷つき圧倒された状況から運動し語り続ける中で回復し、人間の尊厳を問い続けています。

 ひめゆりの方々の運動はさまざまな分野に挑戦する当事者に大きな希望を与えられるものと信じます。


         精神科医・稲田隆司(かいクリニック院長)



2006.9.25   道面 雅量記者(中国新聞)より、8月の試写会後に感想をいただきました。


    原爆についてのドキュメンタリーで広島テレビ製作の『いしぶみ』(1969年)という秀作があるのです が、それと似た志を感じました。『いしぶみ』は広島二中1年生322人の全滅を追ったもので、書籍化もされています。

  彼らは原爆に対して一方的客体ですが、ひめゆり隊の場合、自決するかどうかといった主体の判断が問われて、より複雑だと感じました。だから本作ができるまで60年の歳月が要ったのでしょうか。

  上映活動が広がることを祈っています。


道面 雅量記者(中国新聞)






2006.8.13   沖縄県那覇市パレット市民劇場にて映画「ひめゆり」の完成特別上映会を行いました。



(完成特別上映会にて。左2人目よりひめゆり平和祈念資料館長 本村つるさん、
財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会理事長 安谷屋良子さん、柴田監督)

体験者のみが伝え得る戦争の真実が、直接私の頭の中へ入り込んでくる素晴らしいドキュメント映画でした。出演したひめゆりの方々と、監督はじめスタッフの方々に感謝したいと思います。

男性 57才


TVやメディアから無防備に入り込んでくる戦争映画で、私達は命の尊厳に無感覚になっている様に思われる。証言者お一人お一人の"生の声"が、映像(岩ハ ダのゴツゴツ。よろけながら海岸やガマの中へおりていく様子)により、痛みが私の体に突き刺さり、気持ちが伝わってきました。

西原町  女性 58才


証言の持つ重みを感じました。当初は証言だけで2時間持つのだろうかと懸念していましたが、体験者が現場で語る生の証言に「証言の力」を再認識させられました。丁寧な作りにも感銘を受けました。

那覇市  男性 41才


(当日、ホール内の様子)

2時間余り、あっという間でした。「ひめゆり」という大きなイメージにのみこまれない、一人一人がきちんと立っている映像だなあと思いました。

宜野湾市  女性 


61年経った今でも昨日の事の様に思い出し、今だ苦しい思いをしているのだと感じた。普段生活していると、自分が今生きている事があたりまえに感じてしまう。今日あらためて「生きる」という事を考えさせられた。

  女性 28才


「物語」風ではなく、現場に立った証言を淡々としていたのが良かった。地獄を見たひめゆり学徒の声に胸が突かれた。

『君は今、何をしている。これから何をするのか』と…。

名護市  男性 63才


(沢山の方が足を運んでくださいました)

大変な根気と、ある種の執念のような確固たる信念を感じました。単なるドキュメンタリーとは違うなあと。

男性 22才


私にとって、証言の方々の当時を思い出す心情が直接一対一の感覚で受け止める事のできる内容でした。反戦や平和など色々言われていますが、そういうものに影響されず、自分一人の考えにひたる事もできて良かったと思いました。

うるま市  女性 56才


「自分だけが生き残って申し訳ない。」という言葉が印象に残っています。証言員の方達は、いろんな思いを胸に証言を続けていらして、罪の意識をも告白しながら、二度と戦争を起こしてはならない、という思いで証言をしている事を強く感じました。

南風原町  女性 23才


(試写会後の様子)

体験者の証言、さらに体験者の視線を意識した映像(ガマの内から外を見上げる映像など)を始め、製作者のこだわりがヒシヒシと感じられる、非常に骨太な力強い作品であったように思います。

男性 24才


大変貴重な、作り物ではない、真実を伝えるための映画だと思う。世の中の、一人でも多くの人々にこの映画を見て欲しいし、私たちは只この映画に感動するだけではなく、この映画を広く世間に知らしめる努力をしたいと思う。

宜野湾市  男性 64才


(監督と証言者の方々)





※このページの著作権は下記に属します。
プロダクション・エイシア    himeyuri※asia-documentary.com
(※を@に変えてメールを送信してください)